祇園祭りに伝わる銘菓「祇園ちご餅」
昔祇園祭には、6月1日に社参といい稚児の御位貰い儀の行列があり八坂神社の帰り楼門の茶店で稚児が一同に味噌だれをつけた餅と飲み物を振舞いました。
そのちご餅が厄を除き福を招くと伝われ洛中の評判になりました。
大正初期、お稚児さんのお世話をしていた二代目主人如泉が忘れられていた餅の事を知り、それに創意工夫をし京菓子として祇園ちご餅を創作しました。
白味噌を甘く炊いたものを求肥で包み氷餅をまぶし竹串にさしまして1包み三本入り、竹の皮風の紙で包み三色の短冊を飾っています。
祇園祭といえばちご餅
3本入りで、ふんわりなお餅
中には白味噌あん入り